知って損なし リフォーム術

間取りを変更するリフォームのメリット・デメリットと費用相場を知ろう

現在使用していない部屋があるときや、子供が1人部屋を欲しがっているなど、住宅によって間取りを変更する事情は異なります。間取りを変更するメリット・デメリットをはじめ、費用相場を理解しておくと、工事を依頼する参考になるでしょう。間取り変更とはどのような工事か、工事の期間がどれくらい必要なのかも理解しておくと、依頼するときスムーズに行動できます。

間取り変更とはどんな工事か?メリット・デメリットは?

間取り変更工事

間取り変更とは具体的に、使っていない部屋を減らすことや、現在の部屋を2つに分割して使うなどの工事を指します。間仕切りとして使用されていた壁を取り払ったり、反対に壁を設置するなどが主な工事です。メリットは今までの間取りで不便だった部分を改善できます。子供のための1人部屋を用意できることや、壁を取り外して大きなLDKに変えて広々とした空間を実現可能です。それ以外に子供の独立や在宅勤務をすることになったなど、ライフスタイルの変化に対応できるようになります。部屋を減らしてウォーキングクローゼットを作ることや、在宅勤務用の書斎を作ることも可能です。

デメリットとなるのは、家の構造上希望通りにできない工事があることです。壁や柱を撤去すると、家が崩れてしまう構造となっている場合も多いといいます。また、マンションの場合、専有部分のみ間取り変更可能となっているため、玄関ドアや外壁の工事をすることが難しいです。

間取り変更にかかる費用や期間は?

大掛かりなリフォーム工事

壁面撤去工事の場合、5日から1週間くらいで撤去することが可能です。壁を取り付ける場合は、取り付ける壁の構造によりますが3日から4日程度必要となります。大きなワンルームを作りたい場合、部屋の広さや収納の設置、水回り個所の変更にもよりますが、15日前後で完了することが多いです。ただし、一戸建てで対面キッチンや洗面台などの位置変更も含む場合は、2か月かかる場合もあります。

費用は壁撤去だけなら30万円前後、部屋をつなげてフローリングやクロスをすべて張り替える場合、60万円から70万円、和室と洋室をつなげてフローリング・壁面の張替えをする場合は50万円から80万円前後です。また、水回りを変更するなどの大掛かりなリフォーム工事が入った場合、300万円や600万円程度になります。

信頼できる業者を見つけよう

変更したい間取りの状況によって、費用や日数は大幅に異なります。同じ工事を依頼しても、業者によって費用や日数、仕上がりが大幅に異なることも事実です。そのため、信頼できる業者を見つけることが、工事をスムーズに済ませるために必要となります。インターネットで口コミを確認して情報を調べ、見積もりをもらってから依頼することが良い結果につながるために必要です。