知って損なし リフォーム術

リフォームをするときには電気や水圧に気を付けるべき理由とは

リフォームをしたら快適になると思っていたのに、電気や水圧でトラブルが発生して困ってしまう事例があるのを知っているでしょうか。リフォームの内容によっては電気や水圧に影響を及ぼすことがあります。この記事ではリフォームの際に電気や水圧について気を付けておきたいポイントと対処の仕方をわかりやすく解説します。

住宅設備のリフォームは電気に影響する

住宅設備をリフォームするときには電気に影響が出る可能性があるので気を付けましょう。電気を使わない設備のリフォームなら問題はないですが、浴室乾燥機を導入したり、エアコンを増設したりするリフォームをすることもよくあります。電力の消費量が多い設備を導入すると、リフォーム前に比べて電気の消費量が増えます。特に問題になるのはブレーカーが落ちることです。電力会社との契約によって一度に利用できるアンペアの上限が決まっています。新しい住宅設備によって電力消費が増えたために、アンペアの上限を超えてしまうことがあるので気を付けましょう。電力会社との契約を見直すことで解決できる問題です。

住宅設備のリフォーム

水回りのリフォームで水圧が変わることがある

水回りのリフォームは人気がありますが、配水の仕方を変えると水圧が変わることがあるので注意しましょう。新しく水の供給先を作ったときには特に起こりやすいトラブルです。トイレを増設したり、洗面台を設置したり、お風呂やキッチンのリフォームをしたりするときには配管を変更して増やすことがあります。配管を太くするケースもありますが、どの場合にも上水の供給量に対して水を出す先と量が増えるでしょう。するとあちこちで水を出したときに水圧が低下してしまう問題が起こります。リフォームの際には配管について打ち合わせをして、水圧が問題にならないかを確認するのが大切です。

リフォーム会社との打ち合わせで電気や水圧について話をしよう

リフォームをした後で電気や水圧のトラブルが起こることは決して少なくありません。リフォーム会社は電力会社との契約内容まで把握していないのが普通で、水圧についても配水管の全体を打ち合わせの時点で把握していない場合がほとんどです。電気や水圧のトラブルを起こさないためには打ち合わせの段階で話をして、きちんと設計をしてもらうのが最も良い解決策です。

リフォーム会社との打ち合わせ